2019年のLRセミナーは、訴訟社会アメリカを特徴付ける制度の１つであるクラスアクションをテーマに開催されました。講師には、LRのスポンサーでもある米国法律事務所Axinn, Veltrop & Harkrider LLPのRachel Adcox弁護士、John Tanski弁護士、Jason Murata弁護士をお迎えしました。

クライアントである日本企業のために多くのクラスアクション訴訟を扱っているお立場から、米国訴訟・クラスアクションの基本を概説した上で、独禁法訴訟における実際の進行や、和解戦略に関連する各種の手続や、個人訴訟、オプトアウト訴訟、弁護士費用の扱いなど、基礎から応用までわかりやすく解説していただきました。通訳が入りましたので、英語は苦手という方にも多くの情報をお届けできたのではないかと思います。

また、このセミナーではご参加いただいた多くの皆様との質疑応答も盛り上がりました。約３０分はやりとりが続いていましたね。

今後もLRでは、多くの皆様に有意義な情報をお伝えできるよう、様々なセミナー・イベントを企画していきますので、ぜひご参加ください。