一般社団法人リーガル・リスクマネジメント研究機構は、法務・リスクマネジメントに関する研究・交流を行う団体です。

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【ウェビナーレポート】2022/2/8(火)「日本企業におけるリーガル・リスク・マネジメントの現状と課題―「法務」をビジネスの最強の「武器」に!」

2022.02.16

LRでは、2022年2月8日、EY弁護士法人シニアカウンセル 室伏康志先生をお迎えし、「日本企業におけるリーガル・リスク・マネジメントの現状と課題―「法務」をビジネスの最強の「武器」に!」と題するウェビナーを開催いたしました(Zoom開催)。

 

日本企業の法務部門の在り方については、経済産業省の「国際競争力強化に向けた日本企業の法務機能の在り方研究会」の報告書やISO31022を受けて、各社が問題意識を持ち、法務機能の検討と再定義、法務組織の拡充に取り組む傾向が見られています。さらに、コロナ禍により元々日本企業が問題意識を持っていたグローバルなリーガル・リスク管理の重要性が再認識されるのみならず、グローバルな規制対応、ビジネスモデルの変換に向けてリーガル・リスクを適切にマネジメントすることは経営戦略の構築、実行するにあたり喫緊の課題です。しかしながら、企業の実際の現場で、リーガル・リスクをどのように捉え、そのマネジメントのための法務機能がどうあるべきか、実装に向けて具体的にどう進めていくか等、については依然悩まれている企業は決して少なくありません。

 

 

本ウェビナーでは、法律事務所と企業内弁護士の双方でのご経験の長い室伏先生から、以下のようなポイントをご解説いただきました。

 

① 日本企業の法務機能の課題

② 「リーガル・リスク」とは何か?

EY弁護士法人では、『The Legal Risk Management Handbook』(Whalley & Guzelian著 2017)を翻訳し、アップデートと日本の状況をふまえた加筆を行った

リーガル・リスク・マネジメント・ハンドブック』を日経BP社より出版されています。

③  法務機能コンサルティングとは?

④ “Do more with less”にどう対処するか?

 

室伏先生からは、日本企業の法務機能のリアルな現状を交えながら、リーガル・リスクのご解説にとどまらず、先生の問題意識についても熱く語っていただき、参加者にとっても改めてこの論点について考えるきっかけとなりました。質疑応答では、参加者から踏み込んだ質問やコメントもなされ、たいへん盛況でした。

セミナー終了後の懇親会にも多くの方にご参加いただき、役員ご経験者、現役法務部員等幅広い方々から、各社の状況やご経験、悩みや問題意識が共有され、たくさんのヒントをいただけました。

 

※室伏先生のご厚意で、セミナー動画を公開いたします。ぜひご覧ください。

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